2018年
1月
01日
月
あけましておめでとうございます。
皆様には、輝かしい新年をお健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
平成30(2018)年の干支は、戊戌(つちのえ・いぬ)です。
「戊(つちのえ)」は草木が繁盛して盛大になることを意味し、「戌(いぬ)」は作物を刈り取り、ひとまとめに締めくくるという意味合いがあるとされています。「戊戌(つちのえ・いぬ)」の今年は、これまで培ってきたプランやアプローチ、そして得た成果を振り返り、未来を生きる世代の為により多くの果実を残すため「顧み、新たな方策を練るべき年」になると言えるのではないでしょうか。
昨年は大変お世話になりました。鹿児島県の小選挙区が5議席から4議席に減ることに伴い、新たに誕生した鹿児島新4区の支部長に就任いたしました。霧島市が新選挙区に加わることになり、昨年8月20日に鹿児島事務所を霧島市隼人町へ移転し、霧島事務所として業務を開始しました。事務所を開設して直ぐに衆議院の解散総選挙となり、皆様には挨拶もままならない中、第48回衆議院議員選挙が始まりました。お陰様で、皆様からの温かいご支援で6期目の当選を果たすことができました。国会対策委員長に就任しておりましたので、党務の合間をぬっての厳しい選挙戦となりましたが、時間の許す限り選挙区を廻りました。仕事の手を休めて声援してくださった方。田畑から大きく手を振ってくださった方。職場ぐるみでガンバロー三唱をしてくださった方。涙を流して演説を聞きいってくださった方。各地の街頭集会に集まりご声援をくださったお一人おひとりの皆様の、熱いお気持ちに身が引き締まる思いで一杯でした。
選挙区の大隅・霧島・熊毛は素晴らしい可能性を秘めた地域です。昨年9月、宮城県で開催された第11回全国和牛能力共進会で鹿児島県が団体優勝をいたしました。選挙区の和牛がその原動力となったことは私の誇りでもあります。その黒毛和牛や豚、ブロイラー等日本有数の産地です。各市町村の農業生産額も伸びてきております。また、ブリやカンパチなど水産物の輸出も急激に伸びております。更に、志布志港をアジアへの農林水産物輸出拠点にする取組みも進んでおります。また、種子島宇宙センターと内之浦宇宙空間観測所の2か所のロケット基地があり、科学技術分野でも大きく貢献しております。
新しく選挙区となった霧島市は、県内二番目の人口を擁し、本県の地理的中心地であり、空への玄関口、産業の集積地であり、農林水産物の産地として、鹿児島県発展の原動力として、成長に大きく寄与しています。さらに、霧島錦江湾国立公園など豊かな自然と文化を持ち、観光立県鹿児島に多大な貢献をしてきた地域です。
私は、「大隅・霧島・熊毛の元気が、日本の未来をひらく!」を信念に政治活動を進めて参りましたが、地域が大きく動き出していることをひしひしと感じております。地方の再生なくして国家の発展はありません。
これまでの経験や知恵を活かし、小里貞利先生・泰弘先生の深き郷土愛に思いを致し、我々の地域が抱える諸課題に積極的に取り組み、国家及び地域発展のため、今後とも、渾身の働きをする決意です。
引き続き、皆様のご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い申し上げます。