10:30~11:30
ウミガメの上陸産卵場所となっている有明町の押切海岸を、本田町長および県土木部次長をはじめ関係者の皆様と一緒に視察しました。
これまでの度重なる台風により、砂浜の著しい後退により、平成15年度から平成28年度までの予定で、人工リーフ3基を設置する「押切海岸局部改良事業」が実施されております。
先般の台風16号により、長さ1.2㎞、高さ4m以上の浜がけができておりました。
被害の状況を目にして「出来るだけ早期の人工リーフの完成を図らねばならない」という思いを強くいたしました。
11:35~12:15
継続事業として「海岸保全施設整備事業」の「高潮対策」が実施されている大崎町の菱田海岸を東町長と一緒に視察しました。
最近の予算額は、平成14年度80百万円、平成15年度110百万円、平成16年度94百万円となっており、事業としては、ほとんど完成に近づいております。
ところが、台風16号で後背地に所在する3戸の家屋が床上浸水しました。
原因は、砂が移動し、樋門を開かなくしてしまったためと思われます。
新たな樋門の設置等、浸水被害の再発防止策を早期に講じる必要があると考えます。
13:00~14:00
東串良町の柏原海岸を視察しました。
施工済みの緩傾斜護岸については、台風16号の被害を受けておりませんでした。
しかし、後背部分が高波により浸食されており、災害復旧を早期に実施する必要があります。
14:30~15:00