自民党畜産・酪農対策小委員会 鹿児島・宮崎現地調査1日目

先般、自民党の「畜産・酪農対策小委員会」の委員長に任命され、早速317日に予定された畜産物価格、関連対策の決定にあたり、生産地の実態を把握するため、畜産主産地である宮崎・鹿児島両県の農業団体、生産者代表との意見交換会のほか、生産者、家畜市場、食肉処理場など視察いたしました。

長友牧場(繁殖農家)を視察

1330~ 宮崎市

成牛96頭を飼育する繁殖農家の長友さんは1年1産、高い自給飼料給与率などにより所得率42%を確保され、16年度の畜産大賞で経営部門の優秀賞を受賞されました。

補助事業を上手に活用されながら、計画的な増頭をされており、「これからは肥育も取り入れ枝肉データの早期判明とそれに基づく育種価の高い繁殖雌牛の保留をしていきたい」と意気込みを語ってくださいました。

今村牧場(養豚農家)を視察

1430~ 宮崎県国富町

養豚農家の今村さんは農事組合法人「綾豚会」の会員として「nonGMO」を使用した飼料により、年間1800頭の豚を出荷しています(繁殖雌豚90頭の一貫経営)。

また、育成率を上げるための「隔離離乳ハウス」の導入、人工授精の実施などにも取り組んでおられます。

宮崎での意見交換会

1600~ 宮崎市

宮崎県農政部畜産課、宮崎県農業協同組合連合会、肥育農家の皆さんと意見交換を行いました。