月例経済報告(H24.12.21)

基調判断

  

〈現状〉

景気は、世界景気の減速等を背景として、このところ弱い動きとなっている。

 

〈先行き〉              

先行きについては、当面は弱さが残るものの、復興需要が引き続き下支えするなかで、 海外経済の状況が改善するにつれ、再び景気回復へ向かうことが期待される。

 

(リスク要因) 

          海外経済を巡る不確実性は依然として高い。

          雇用・所得環境の先行き、デフレの影響にも注意が必要。     等

   

79月期GDP2次速報の概要

         79月期の実質GDPは518兆円、前期比年率は1次速報と変わらず▲3.5%

        79月期の名目GDPは474兆円、前期比年率で▲3.6%

 

企業部門の動向

         業況判断は、製造業を中心に慎重さが増している。

         2012年度経常利益は、製造業を中心に下方修正されている。

 

投資の動向

          設備投資は、弱い動きとなっている。

          大企業製造業の設備投資計画は下方修正されている。

          住宅建設は底堅い動きとなっている。

           10月の住宅着工総戸数は、前年比で、全国+25.2%、被災3県+86.9%

          公共投資は、底堅い動きとなっている。

          4-11月期の公共工事請負金額は、全国合計前年比+15.4%

 

消費・雇用の動向  

          個人消費は、おおむね横ばいとなっている。

          消費総合指数は、前月比で、9月▲0.5%、10月+0.5%。

          新車販売は、下げ止まりの兆しがみられる。

          前月比で、10月▲6.2%、11月+10.5%。

          雇用情勢は、改善に足踏みがみられる。

          完全失業率は、横ばい。94.2%104.2%。

○ 製造業では、雇用過剰感に高まりがみられる。

 

 

輸出・生産の動向  

          輸出は、このところ緩やかに減少している。

          対前月比で、9月▲2.3%、10月▲2.3%、11月▲2.3%。

          生産は、減少テンポが緩やかになっている。

          対前月比で、10月+1.6%。予測調査で、11月+▲0.1%12月+7.5%。

 

物価の動向  

          国内企業物価は、このところ横ばいとなっている。

          11月は、対前月比0.0%、対前年比▲0.9%

          原油・穀物相場は、足下で横ばい圏内となっている。

          消費者物価は、わずかながら下落している。

          10月におけるコア(生鮮食品を除く総合)は、対前月比▲0.2%、対前年比▲0.%

          コアコア(生鮮食品、石油製品その他特殊要因を除く総合)は、対前月比▲0.3%、対前年比▲0.7%

          物価上昇を予想する消費者の割合は、おおむね横ばいである。

 

 

アメリカ経済の動向  

         景気は、弱めの回復テンポが続いているが、このところ底堅さも見受けられる。

        消費は、緩やかに持ち直している。

        住宅着工件数、住宅価格は、持ち直している。

        雇用者数は、増加している。失業率は、低下傾向にある。

 

アジア経済の動向  

          中国は、景気の拡大テンポがやや鈍化しているものの、このところ安定化の兆しもみられる。

          生産は、伸びがおおむね横ばいである。

          輸出は、伸びがこのところ低下している。

          固定資産投資は、緩やかな伸びである。

          中国の消費は、伸びがこのところ上昇している。

          インドは、景気の拡大テンポが弱まっている。

          その他は、景気が総じて足踏み状態になっているものの、韓国・台湾では持ち直しの動きがみられる。

 

ヨーロッパ経済の動向  

          景気は、弱含みである。

          ユーロ圏の実質GDP成長率は、弱い動きとなっている。

          ユーロ圏の生産は、弱い動きとなっている。

          ユーロ圏の輸出は、足踏み状態となっている。

 

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