政治力の問われる年

明けましておめでとうございます。

 昨年は、大変お世話になりました。本年も宜しくお願い申し上げます。 

平成26年の干支は、甲午(きのえ・うま)です。

60年前の「甲午」昭和29(1954)年は、学校給食法が公布され、防衛庁設置法と自衛隊法が施行され、保安隊が陸上自衛隊に、警備隊が海上自衛隊に改編された年でした。

「甲」は、樹々の芽が破れて、新芽を覗かせている状態で、『はじめ・はじまる』『新しい生命力の新たな創造・開発』という義があるといわれています。

「午」は、『さからう・そむく・おかす』『つらぬく・つきとおす』という義とともに、馬の銜(くつわ)に結び付けて馬を御する『たづな』ともいわれています。

そこで今年は、希望ある未来に向け政治が手腕をふるい、新たな流れを創造する年、「政治力の問われる年」と言えるのではないでしょうか。 

平成20年にノーベル経済学賞を受賞されたポール・クルーグマン(プリンストン大学教授)は、長期低迷に苦悩する我が国に対し、「日本のはまった罠を脱出するには、まず、『金融拡大によるインフレ期待の醸成とともに、財政支出による刺激策』を」と唱えておられました。

そして、近著「そして日本経済が世界の希望になる」において、『今こそ世界は日本を必要としている』『その行く末をいま、多くの国が固唾を呑んで見守っている。日本よ、いまこそ立ち上がり、世界経済の新しいモデルとなれ』と結んでおられます。 

 私の地元、大隅地域と熊毛地域(種子島・屋久島)は、風光明媚、豊かな自然に恵まれ、日本の食料供給基地として国の内外に食材の供給を続けており、将来に向けますますの発展が期待されています。

本年2月1日には、国道220号早崎改良 新海潟トンネルが開通します。東九州自動車道も平成26年度中に鹿屋串良ICまで供用開始します。尚、同時に野方ICも供用開始されます。

 

「大隅・熊毛の元気が、日本の未来をひらく!!をモットーに、実感できる景気回復、そして、安心・安全で安定した生活ができる国及び地域進展のために精魂込めて頑張ってまいります。引き続き、ご指導ご鞭撻下さいますようお願い申し上げます。

平成26年元旦

                             自由民主党総務会長代理

                              衆 議 院 議 員  森 山 ひろし