衆議院議員森山ひろし

メッセージ Message

新年にあたって

あけましておめでとうございます。皆様には、輝かしい新年をお健やかにお迎えのことと存じます。

 昨年は大変お世話になりました。
 昨年10月の自民党の役員人事で、幹事長を退任いたしました。少数与党でありながら、約1年間、務めることができましたのは、党員・党友の皆様、友好団体の皆様、後援会の皆様方のご理解・ご協力のお陰様と心より深く感謝を申し上げます。誠にありがとうございました。
 在任中は、国民の皆様の政治への信頼回復に向け、既存の制度やルールの詳細について聖域なく改革し、何より「政治は国民のもの」という自民党立党の原点にあらためて立ち返り、今後の国民政党・自民党としてのあるべき姿を一人ひとりが考えていこうという思いのもと、諸政策の実現のため、果敢に取り組んできた一年でありました。
 それだけに、一昨年の衆議院選挙と今年夏の参議院議員選挙で大敗を喫したことは痛恨の極みであり、国民の皆様のご期待に沿えなかったことは慙愧に耐えず、責任を感じていた次第であります。

 令和8(2026)年の干支は、丙午(ひのえ・うま)です。60年に1度の「丙午(ひのえ・うま)」に厄災が起きるという中国の伝承が日本に伝わる中で、井原西鶴の「好色五人女」の題材にもなった放火事件の召し人である「八百屋お七」も丙午(ひのえ・うま)生まれという俗説も相まって、この年に生まれた女性への偏見が広がったと言われております。その偏見が昭和の時代まで残り、今から60年前の丙午(ひのえ・うま)の年である昭和41(1966)年は、出生数が前年より25%も減り、出生率は一気に世界最低水準に落ち込みました。


 昭和が終わり、平成・令和と時代が移り変わる中で、この迷信を唱える人ももはや無くなったであろう現代にあっても、いわれなき差別や偏見は形を変え、グローバル化やIT化の波間を漂う中で拡大・増幅をしているかのようでもあります。
 AIが電子化された集合知から手軽に素早く効率よく最適解を差し出してくれる現代社会において、政治はどうあるべきか、政策はどうあるべきか、政治家とはどうあるべきか、地元を駆け回り、現場の声を聴き続けた経験をいかに後進に伝えていくべきか、国政に与る一政治家として考える毎日であります。

 さて、今から60年前の、丙午(ひのえ・うま)年である昭和41(1966)年は、日本経済が拡大基調を継続する中で、カラーテレビ・カー(自動車)・クーラーの頭文字をとった「3C」と呼ばれる家電製品が新三種の神器として注目され、生活の豊かさの象徴となりました。
 中国では文化大革命が始まり、ベトナム戦争が激化し、国際情勢が緊張する中で、アメリカ海軍の原子力潜水艦が横須賀に初入港し、大規模な反対デモが展開される中、自民党を中心に不祥事が相次ぎ、自民党への国民の信頼は失墜し、永田町を「黒い霧」が覆っていると批判されるに至りました。
 当時の佐藤栄作首相は、10月の臨時国会衆議院予算委員会で綱紀粛正を所信表明され、自民党綱紀粛正調査会にて「黒い霧」疑惑の調査結果をまとめ、低下した求心力を回復するため、この年の12月27日に衆議院を解散されましたが、自民党は過半数を維持し、低金利政策と輸出拡大を主軸とした金融・財政政策を維持できた他、この年から始まった建設国債の発行とも重なり、「いざなぎ景気」と呼ばれる高度経済成長に弾みをつけることに繋がりましました。

政治の安定なくして政策の推進はありません。
そして、国民の信頼なくして政治の安定はありません。

 昨年10月に高市総裁のもと新内閣が発足しました。
 「丙(ひのえ)」は芽が地上に出て葉が張り出て広がった状態を意味しており、「午(うま)」は、勢いよく駆け抜ける馬のイメージから、行動力や決断力、前向きな姿勢を象徴していると言われております。「丙午(ひのえ・うま)」の今年は、時代の趨勢を見極めながら、これまで進めてきたプランをさらに進展させ、将来にむかって勢いよく結実させるため、「正しい判断と責任ある行動で前進させていく年」になると言えるのではないでしょうか。

 私の地元である鹿児島の大隅地区と霧島市、そして熊毛地区(種子島・屋久島)は、人口減少問題や高齢化・過疎化に直面しておりますが、美しく豊かな自然に恵まれ、日本の食料供給基地として国の内外に食材の供給を続けており、今後ますますの発展が期待されてもいます。

 これからも、現場の声を大切にしながら、農政の充実、少子高齢化や物価高騰、地方創生、国土強靭化等、国政の諸課題に立ち向かうため、「大隅・霧島・熊毛の元気が、日本の未来をひらく!」をモットーに、これまでの経験を活かしつつ、精魂込めて取り組んでまいります。
 
 今年も引き続き、ご指導・ご鞭撻賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

令和8年元旦

衆議院議員 森山ひろし

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